後期高齢者の保険料、口座引き落としで減税?

年金から引き落とされることでクレームが多かった後期高齢者医療保険の保険料が、銀行口座などからも引き落としできるようになりました。

 しかも、妻の保険料を夫の口座から引き落としたり、妻と夫の保険料を息子の口座から引き落としたりすると、一緒の家計の家族なら、所得税、住民税が安くなる可能性があります。

 税金を払っている人には、社会保険料控除といって、払った保険料分が税金から控除されます。妻の保険料を夫の口座から引き落とすと、夫が妻の保険料を払ってあげているということで、自分と妻の保険料を合算したものを控除で使えるので、自分だけの控除よりも税金から引かれる金額が多くなり、減税になるのです。

 ただし、口座引き落としできるのは、後期高齢者医療制度がスタートする前の2年間に国民健康保険を滞納しておらず、なおかつ年収が180万円未満の人です。

 たとえば、夫婦2人暮らしで、夫の年金収入が250万円、妻の年金収入が100万円の場合、夫の口座から後期高齢者医療保険の保険料を引き落とすと、妻の保険料分が夫の控除になり、1701円ほど税金が安くなります。夫の収入が500万円だと、2268円の減税になります。

 子供と同居している場合、老夫婦がともに年収100万円で、後期高齢者医療保険の保険料を息子の口座から引き落とすと、息子の年収が300万円の場合には、3402円の減税に、800万円なら6804円の減税に、1500万円なら9752円の減税になります。ちなみに、夫の年収が170万円、妻の年収が100万円で、息子の収入が800万円だと、1万150円の減税になります。

 この制度を使うには、自治体での手続きが必要で、今だとかなり混雑しているために引き落としは10月以降になりそうです。

 おかしいのは、同じように年金から引き落とされている介護保険の保険料は、口座引き落としにならないこと。後期高齢者医療保険への風当たりを和らげたい狙いが見え見えの改正でもあります。


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