松井“急きょ”練習回避…医師が大事をとって指示

左ひざ手術回避による今季中の復帰を目指し、前日から軽い打撃練習を始めたヤンキースの松井秀喜外野手は29日、医師の指示で大事をとり、練習を行わなかった。ひざの状態に問題はなく、翌日は練習を再開する。前回のリハビリ失敗を受けて、チーム側も細心の注意を払って復帰練習を指示する計画だ。

 この日、松井は軽い打撃練習を行うつもりで球場入りしたが、医師が練習を休むよう指示。松井は治療とリハビリだけにとどめて帰宅した。

 松井は「ドクターがきょうは様子をみようということだった。そういうこと(悪化した)ではない。大事をとって慎重にということだと思う。きょう球場に来てから言われた。左ひざの状態はきのうよりいい、という診察だった」と練習休養を説明した。

 やはり、思いだされるのは今月初め、フロリダ州タンパのキャンプ施設でのリハビリ失敗の苦い経験。このときは室内でのティー打撃まで順調だったが、屋外でのフリー打撃練習を再開した直後に左ひざの腫れが再発。手術を含めた復帰スケジュールの見直しを迫られるまでに追い込まれた。

 ひざの腫れの再発がなければ、グラウンドでの練習を再開した後、練習試合に出場するという2週間程度のリハビリ行程。これを若干伸ばしても、再発の危険性を抑えて復帰への階段を確実に上ることが必要というチームの判断のようだ。

 松井は「順調にいけばそのくらいで復帰したいというのが希望。明日は打撃練習を行う予定です。復帰スケジュールが多少前後するのは予想できたこと。きょうは休んだ方がいいというのがトレーナーの見解だった。慎重になるのは仕方がないことだと思う」とチーム方針に理解を示した。

 ただ、この日の診察では、約2週間ぶりの打撃練習の影響がなかったのは朗報。ヤンキース打線は連勝後再び当たりが止まり、不安定な後半戦で、失敗は許されない。急がば回れで、松井、チームとも復帰に向けて歩みを進めていくしかないようだ。

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